◆日本生命セ・パ交流戦 2025 西武3―0DeNA(17日・横浜)

 DeNAとの初戦を制し、貯金を今季最多となる7に伸ばした。

 先発・今井達也投手が圧巻の投球でDeNA打線を寄せつけなかった。

初回、先頭の梶原を153キロ直球で空振り三振に斬るなど8球で3者凡退の立ち上がり。3回は3者連続三振、5回、先頭の牧に右翼線を破る二塁打を浴び初めて得点圏に走者を背負ったが、ここでギアを上げ1死三塁から筒香、三森を連続三振に封じ力強くほえた。5回~7回には6者連続三振もマークし、7回2死で牧から空振り三振を奪うと、相手先発・バウアーの代名詞である「ソードセレブレーション」も披露。2004年の松坂大輔を超える球団新の17奪三振で今季初完封を飾った。

 打線は4回、先頭の長谷川信哉外野手の中前安打とネビン外野手の右翼線を破る二塁打で無死二、三塁とすると、外崎修汰内野手の左犠飛で1点を先取。その後はバウアーの前に沈黙したが、1―0のまま迎えた9回1死から長谷川がレフトへの二塁打で出塁すると、続くネビンが左翼フェンス直撃の適時二塁打を放ち待望の追加点を挙げるなど、この回に2点を奪いリードを広げた。

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