◆イースタン・リーグ 巨人0ー2ロッテ(17日・ジャイアンツタウンスタジアム)

 巨人の田中千晴投手(24)が17日のイースタン・ロッテ戦(Gタウン)で8回から3番手で登板し、1イニングを3者凡退に抑える好投を見せた。直球は最速149キロを計測。

「7、8割の力感で(球速が)出ているのがいい。低めに集めてアウトを重ねようと思っていたマウンドだったので、それができて良かった」とテンポ良く9球で片付けた。

 22年ドラフト3位右腕は、ルーキーイヤーの23年に1軍で30試合に登板。しかし、昨季は3試合の登板に終わり、オフに右肘のクリーニング手術を受けた。今季は4月18日の3軍戦で実戦復帰すると、5月3日のイースタン・楽天戦(Gタウン)で2軍に復帰。ここまで9試合計8回2/3を1失点と結果を残している。「あとはフォークで空振りを取れるようにやっていきたい」。東京Dのマウンドに戻るため、背番号48は復活の階段を着実に上っていく。

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