右肩手術からの復帰を目指し、60日間の負傷者リスト(IL)入りしているレッドソックスの吉田正尚外野手が、7月1日から傘下の3Aウースターで、リハビリ・アサインメント(リハビリ出場)を開始する方向となった。

 米情報サイト「ジアスレチック」の番記者J・マカフリー氏が27日(日本時間28日)にXで報じた。

メジャーではDHでの起用が想定されているが、スローイングの距離が伸びたためか、3Aでは外野手での起用もあるという。

 昨年10月に右肩を手術した吉田は、春季キャンプは11試合にすべてDHで出場。打率2割8分6厘。1本塁打、7打点だった。フロリダでのリハビリ期間はマイナーの非公式試合に参加し、打席に立ってきたが、右肩再検査のため、5月2日にチームに合流してからは、約6週間、実戦から遠ざかっている。野手のリハビリ調整期間は上限20日間。フリー打撃では柵越も連発しており、実戦感覚さえ戻れば、20日間の猶予を前倒しして復帰する可能性もある。

 吉田は、2022年オフに5年総額9000万ドル(約130億円)で、レッドソックスと契約。今年がメジャー3年目。5月に右肩にコルチゾン注射を打ち、ノースロー調整した時点では、危ぶまれた球宴前の復帰も視野に入ってきた。

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