【広島】決勝打の小園海斗、得点圏打率４割超えに「なぜか打てる」リーグ戦再開前に「秘密の特訓です」
８回２死二塁、右前打を放つ小園海斗（カメラ・谷口　健二） 画像（1枚）

◆ＪＥＲＡセ・リーグ　中日１―２広島（２８日・バンテリンドーム）

　広島・小園海斗内野手が勝負強さを発揮した。６回２死一、三塁で右越えに逆転の２点三塁打。

「『無』でいきました。焦らず、自分のスイングを」と涌井の初球のスライダーを捉えた。チームは５回まで二塁も踏めていなかったが、好投を許していた涌井からワンチャンスで決勝打が生まれた。

　小園は８回２死二塁でも右前打。リーグトップの得点圏打率４割１分９厘に「何でなんですかね、なぜか打てる。自分でも分からないです」と驚いた。交流戦後には“秘密特訓”を敢行。「やってきました。野球をせず、一回忘れるというのが秘密の特訓です。一回忘れて、バットを握らずに。全く野球のことは考えていなかったです。それが秘密の特訓です」。

休日は家族と温泉にでかけ「なかなか楽しいところに連れて行ってあげられていないので、良かったです」とリフレッシュしてリーグ戦の再開を迎えた。

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