◆米大リーグ　ロイヤルズ―ドジャース（２８日、米ミズーリ州カンザスシティー＝カウフマンスタジアム）

　ドジャース・大谷翔平投手（３０）が２８日（日本時間２９日）、敵地・ロイヤルズ戦に「１番・投手」でスタメン出場し、マウンドに上がる前でプレーボール直後の１回表先頭の１打席目は３球で見逃し三振に倒れた。

　試合開始５分前の現地午後３時５分（同午前５時５分）までブルペンで準備していた大谷だが、初球から２球連続でスイングを仕掛けていったが、最後は３球目の真ん中付近に入ってきたカットボールに手が出なかった。

　ロイヤルズ先発は、セス・ルーゴ投手（３５）。昨季自己最多１６勝を挙げた実績ある右腕で、今季は試合前の時点で１４登板で４勝５敗ながら防御率は２・９３をマークしていた。大谷はこれまで６打数無安打に抑え込まれていた。

　２６日（同２７日）の敵地・ロッキーズ戦の４打席目に右中間へ２８号ソロを放つと、前日２７日（同２８日）の敵地・ロイヤルズ戦では試合をまたいだ２打席連続弾となる２９号先頭打者本塁打。直近５戦４発で打撃の調子は上向いている。

　前回登板の２２日（同２３日）には１回の登板を終えると、４打席目に右翼へ３点適時三塁打を放ち、５打席目に左中間へ２６号２ラン。登板日の５打点は自己最多だった。この日は今季初めて敵地での登板。１打席目に立ってから先発のマウンドに上がる。

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