◆JERAセ・リーグ ヤクルト0―6阪神(29日・神宮)
ヤクルトは阪神先発左腕の伊藤将を攻略できずに、今季最少の2安打で2試合連続、今季11度目の零封負け。借金は25にふくれあがった。
先発のアビラは5回5安打5失点で5敗目。初回、森下に先制弾を許すと、4回には自らの守備のミスなどもあり、さらに4点を失った。打線は初回に1死二塁の好機を作ったが得点できず、3回以降無安打に終わった。
試合後、高津監督は「たまに2死からの出塁がありましたが、先頭(打者)が出ない。チャンスらしいチャンスがなかったですね」と淡々。7月1日からの広島、中日との6連戦に向けて「けが人を出さないこと。しっかり粘らなくてはいけないでしょう。できることをコツコツとやっていくしかないでしょうね」と気持ちを奮い立たせた。