ドジャースのD・ロバーツ監督(53)への「ABEMA」独占インタビュー企画「おはようロバーツ」が30日に放送され、右肩インピンジメント症候群で負傷者リスト(IL)入りしている佐々木朗希投手(23)の今後の見通しなどを明かした。

 現在はプライオボールなどを使ったトレーニングを始めたといい、“朗希専用”のウェートメニューも存在するという。

「体全体を強化してほしい。佐々木はWBCで投げていた時の方が体力があった印象。今年は以前ほどの体力がないように思う。だから再び体重を増やし、体力強化を目指している」と指揮官は奮起を促した。

 日米通じて自身初の中5日で先発した5月9日(同10日)の敵地・Dバックス戦の登板を最後に、右肩の不調を訴えた朗希。ロバーツ監督は「彼は投球時の痛みが完全に消えることはありませんでした。今は調子が良いようです。患部に痛みを取るための注射をし、彼の調子を確認したり、毎日短い会話をします」と明かした。

 二刀流の大谷翔平投手(30)は23年9月の右肘手術などから現在はメジャーの試合で“リハビリ”をするという異例の調整を進めているが、朗希については「リハビリをしないといけないから、おそらくマイナーに行くだろう」と指揮官。「彼がいつ復帰するかは分からない」としながら「でも、私の希望としては8月。8月下旬に戻ってくると期待している」と話した。

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