10日に獲得が発表されたルーク・ボイト内野手の入団会見が30日、楽天モバイルパーク宮城で行われた。背番号9のユニホームを身にまとい、「日本に来てプレーすることはここ数年求めていたこと。

ここに来られてすごくエキサイトしている」と感想を述べ、「パワーが1番の強みで、それを評価されている自覚はある。長打をなるべくたくさん打って得点に絡んで、チームの勝ちに貢献できれば」と話した。

 身長188センチ体重117キロ、右投げ右打ちのパワーヒッターで、MLB通算508試合出場で95本塁打。17年にカージナルスでメジャーデビューし、ヤンキース所属でコロナ禍により60試合に短縮された20年シーズンに、22本でアメリカン・リーグ本塁打王を獲得した。24年からはメキシカン・リーグでプレーしていた。

 22日に来日後、ファームで3試合に出場。9打数4安打2打点、1本塁打と上々の結果を残している。「状態はかなり仕上がっていて、自分の中ではいつ(1軍に)呼ばれてもいいところまできている」と調子は上がっている。1日でも早く1軍デビューを果たし、現在出場10試合連続安打中のオスカー・ゴンザレス外野手や、今季通算2000本安打を達成した浅村栄斗内野手らと主軸を担う。

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