◆第107回全国高校野球選手権南北海道大会札幌地区予選 ▽Iブロック代表決定戦 大麻6x―5千歳(30日・札幌円山)

 代表決定戦が行われ、大麻(おおあさ)が9回逆転サヨナラで千歳に勝利し、21年ぶり3度目の南北海道大会出場を決めた。

 1―3の9回表に2点を追加され、4点差で最後の攻撃を迎えた。

先頭の7番・清水陽太(3年)の中前打を皮切りに4連打で2点を返すと、相手の内野ゴロ失策でさらに1点を追加。無死一、三塁から3番・菊池朝陽(3年)の中前適時打で同点に追いつくと、最後は1死二、三塁から5番・奈良蓮斗(3年)が左翼にサヨナラ打を放った。

 大麻は、1984年創立の公立校で所在地は江別市。OBの早川太貴投手が昨年のドラフト会議で阪神から育成3位で指名された。野球部も同年創部。昨夏から山本雄介監督(39)が指揮を執っている。道大会は1991年秋、2004年夏に1勝を挙げている。

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