巨人・西舘勇陽投手が7月1日の阪神戦(甲子園)でプロ入り後初めてカード頭で先発する。30日はジャイアンツ球場で最終調整。
チームは前カードのDeNA戦(東京D)で3試合連続の完封勝利。「先発陣はみんなすごいし、中継ぎの力は12球団でも一番上だと思っている。何とかそこに自分がつなげるように」と23年のドラ1右腕。4試合連続完封なら、1974年以来、51年ぶりの球団タイ記録となる。
ルーキーイヤーにプロ初勝利をマークしたのが阪神戦で、舞台は同じ甲子園。中継ぎ起用ながらプロ入りから同カードは通算6試合で防御率0・00。安打は一本も許していない。
相手打線では中大の1学年先輩にあたる森下ら中軸を最警戒。「森下さん、(佐藤)輝明さんのところは一番注意しないといけない」と引き締めた。