【安養(韓国)10日=後藤亮太】国内組で臨む東アジアE―1選手権に出場している日本代表が、12日の中国戦に向けて全体練習を再開した。
追加招集で8日の試合前練習から参加しているMF田中、FW原も全体練習に初参加。
初戦の香港戦(6〇1)から大幅な先発変更が見込まれており、チーム最年少の18歳MF佐藤龍之介も代表3戦目で初先発する可能性が高い。6月のW杯最終予選から連続で招集されている佐藤は「やっぱり爪痕だけではなく結果を残すことで次につながると思うので、結果にこだわっていきたい」と闘志を燃やした。
得点を奪えばA代表の最年少得点記録(金田喜稔、19歳119日)も塗り替える。初戦の香港戦では途中出場も「チームが失点した後に入った時に、流れを変えられなかったのは自分の力不足だなと感じます。自分がゴール前に入っていくシーンを作れなかったのも即興のチームだからと言い訳せずに改善したい」と振り返り、「フィニッシュに関わる動きを次の試合(中国戦)は意識していきたいと思いますし、より作りにも参加しながら、最後は自分がフィニッシュ出来るようなプレーをしたい。周りの選手を見ながら、最後は自分がおいしい所を持っていくイメージは常に持っていたい」。期待の新星が歴史を塗り替える。