◆サッカー東アジアE―1選手権 日本代表―中国代表(12日、韓国・龍仁ミル・スタジアム)

 【龍仁(韓国)12日=後藤亮太】日本代表が、1点リードで試合を折り返した。

 日本は、8日の香港戦から先発11人を総入れ替えしてこの一戦に臨んだ。

試合序盤は、中国の5バックに対して、攻め方を探りながらプレー。前半11分、中盤でボールを持ったMF田中聡が最前線で待つFW細谷真大に縦パスを供給すると、細谷は右足でうまくトラップ。ワンタッチ目でシュートコースを作ると、そのまま右足でゴール左に蹴り込んだ。今大会では背番号10を背負うストライカーが、2試合連続の先制に導いた。17分には、自陣での混戦から相手が抜け出して、1対1を迎えるが代表初出場のGK早川友基が冷静にセーブ。失点は許さなかった。代表出場3試合目で初スタメンとなったMF佐藤龍之介もミドルシュートを放つなど果敢にゴールを狙ったが、枠を捉えきることはできなかった。

 DF陣では38歳の長友佑都、30歳の植田直通と経験豊富な2人がけん引。A代表初出場の綱島悠斗も冷静に対処し、前半を無失点で終えた。連勝へ向けて1点リードで後半戦を迎える。

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