◆サッカー東アジアE―1選手権第2戦 日本2―0中国(12日、韓国・龍仁ミル・スタジアム)
日本は中国を2―0で下した。前半にFW細谷真大(柏)が先制点を挙げ、後半に望月ヘンリー海輝(町田)が追加点で突き放した。
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日本は香港戦(6〇1)に続く連勝で大会成績を2戦2勝とし、優勝が懸かる第3戦の韓国戦(15日)へ弾みをつけた。
タイトな日程で行われる中、日本は選手の出場時間をコントロールし、ここまでの2試合で出場なしはGK大迫敬介のみ。3人のGK陣で最も実績のある大迫を満を持して韓国戦の先発に送り出し、全26選手がピッチを踏むことになりそうだ。
かつてJリーグでも活躍した洪明甫(ホン・ミョンボ)氏が率いる韓国も、ここまで2戦2勝。中国を3―0、香港を2―0で一蹴し、危なげなく2つの白星を重ねた。中2日で大一番を迎える日本に対し、韓国は中3日と日程面では優位に立つ。
前回大会決勝では日本が3―0の勝利を収め、優勝を決めた。17年、19年大会はいずれも韓国が勝利している。直近10年間の対戦成績は2勝2敗1分け(PK戦は引き分け扱い)。
森保一監督は韓国戦へ向け「非常に厳しい戦いになると思いますが、我々を応援してくださる方々に喜んでいただけるよう、全力を尽くしたい」と意気込みを語った。