◇明治安田J2リーグ 第23節 磐田5-1札幌(12日・ヤマハスタジアム)
ジュビロ磐田は札幌を5―1で下して3戦ぶりの勝利。連敗を2で止めた。
磐田がアウェー戦(5月6日)で4―2と完勝した札幌に、この日はホームで今季最多の5得点を挙げて白星をつかんだ。嫌な流れを食い止め、1万2540人の観衆が勝利に沸いた。
先月28日の仙台戦は後半終了間際のセットプレーで失点して0―1。続く今月6日の熊本戦は自陣でのミスからゴールを奪われ、0―2で敗れた。今季3度目の連敗で、順位もプレーオフ圏外の8位に後退。2戦連続でゴールがなかったうっぷんを大量得点で一気に晴らした。
札幌は3連勝中と勢いがあったが、序盤のゴールで主導権を握った。新人MF川合徳孟(18)のスルーパスでクルークスが抜け出し、そのクロスの混戦から松原が押し込んだ。
3点リードの後半27分には、広島から今月移籍加入したMF井上潮音(28)が出場した。次のリーグ戦は8月2日。
(里見 祐司)