◇明治安田J2リーグ 第23節 磐田5-1札幌(12日・ヤマハスタジアム)

 ジュビロ磐田は札幌を5―1で下して3戦ぶりの勝利。連敗を2で止めた。

前半6分にDF松原后(28)の今季初ゴールで先制すると、同29分にも松原が頭で加点。その後もMFジョルディ・クルークス(31)、FW渡辺りょう(28)の得点などで圧勝した。

  磐田がアウェー戦(5月6日)で4―2と完勝した札幌に、この日はホームで今季最多の5得点を挙げて白星をつかんだ。嫌な流れを食い止め、1万2540人の観衆が勝利に沸いた。

 先月28日の仙台戦は後半終了間際のセットプレーで失点して0―1。続く今月6日の熊本戦は自陣でのミスからゴールを奪われ、0―2で敗れた。今季3度目の連敗で、順位もプレーオフ圏外の8位に後退。2戦連続でゴールがなかったうっぷんを大量得点で一気に晴らした。

 札幌は3連勝中と勢いがあったが、序盤のゴールで主導権を握った。新人MF川合徳孟(18)のスルーパスでクルークスが抜け出し、そのクロスの混戦から松原が押し込んだ。

 3点リードの後半27分には、広島から今月移籍加入したMF井上潮音(28)が出場した。次のリーグ戦は8月2日。

中断期間に新戦力と融合し、さらに強くなる。

(里見 祐司)

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