◆東アジアE―1選手権 ▽第2戦 日本1―1韓国(13日、韓国・華城)
3連覇を目指すFIFAランク7位の「なでしこジャパン」は、同21位の韓国女子代表と対戦し、1―1で引き分けた。
台湾戦(4〇0)から先発6人を変更して臨んだ一戦。
同25分にDFラインの裏への突破を許し、ピンチを迎えたが、相手のシュートミスに助けられる。
同35分頃には、再びMF菅野のボール奪取から、MF成宮が左足でミドルシュート。ゴール右に外れたが、同37分にはエリア内でボールを受けたMF成宮が今度は右足シュートをゴール左へ決めて先制点を奪った。
前半を1―0で折り返したが、後半はホームで負けられない韓国の攻勢を受ける展開に。後半10分にはなでしこジャパンの右サイドを崩されてシュートを打たれたが、GK大熊が好セーブ。同20分過ぎにも、今度は左サイドをピンチを招き、鋭いシュートを打たれたが、ここも枠から外れて救われる。同35分過ぎにも決定的なピンチを迎えたが、相手のシュートはポストにはじかれ、こぼれ球をGK大熊が必死のセーブ。しかし、同41分に再び左サイドを突破されると、クロスを合わせられて同点ゴールを許した。
終盤はオープンな展開となり、両チームがカウンターを繰り広げたが、勝ち越し点は生まれず、1―1で引き分け。
日本は1勝1分けとなったが、同勝ち点の中国を得失点差で上回っており、第3戦の中国戦で勝てば3連覇を決めることができる。