◇クラブW杯 決勝 チェルシー―パリSG(13日・メットライフスタジアム)

 クラブW杯の決勝でチェルシーとパリSGが対戦し、前半はチェルシーのイングランド代表MFパーマーが2得点1アシストの活躍を見せ、3―0で折り返した。

 戦前は欧州CL王者で、ここまで圧倒的な強さでの勝ち上がりを見せたパリSGが有利とみられていたが、試合の流れをつかんだのはチェルシーだった。

前半22分、チェルシーはGKサンチェスのロングボールから右サイドを破ると、最後はイングランド代表MFパーマーが左足で決めて先制。さらに前半30分、ショートカウンターから右サイドでパスを受けたパーマーが、フェイントで相手を交わしてカットインし、左足で流し込んで2点目を奪った。さらに同43分、パーマーのスルーパスからFWジョアンペドロが決めて3点目で突き放した。

 今大会は賞金総額10億ドル(1470億円)で注目を集めている。決勝で勝利すれば4000万ドル(約59億円)の賞金が加わることになり、チェルシーが優勝すれば総額は約174億円になるといわれている。

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