◇クラブW杯 決勝 チェルシー3―0パリSG(13日・メットライフスタジアム)

 クラブW杯の決勝が行われ、チェルシーがパリSGを3―0と下し、新方式の大会として初優勝を飾った。チェルシーのイングランド代表MFパーマーが2得点1アシストの活躍を見せ、欧州CL王者でここまで圧倒的な強さで勝ち上がってきたパリSGに完勝した。

表彰式では米トランプ大統領がFIFAのインファンティーノ会長とともに登壇し、プレゼンターを務めた。大会MVPに選ばれたパーマーらが、トランプ大統領からトロフィーを受け取った。

 試合は前半22分、チェルシーはGKサンチェスのロングボールから右サイドを破ると、最後はMFパーマーが左足で決めて先制。さらに前半30分、ショートカウンターから右サイドでパスを受けたパーマーが、フェイントで相手を交わしてカットインし、左足で流し込んで2点目を奪った。さらに同43分、パーマーのスルーパスからFWジョアンペドロが決めて3点目で突き放した。

 後半はパリSGの反撃をGKサンチェスの好プレーもあってしのぐと、同41分にはパリSGのMFジョアン・ネベスがチェルシーDFククレジャの髪を引っ張る暴力行為で退場に。試合をコントロールしたチェルシーが、危なげなく逃げ切った。

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