J1のG大阪は14日、大阪・吹田市内のグラウンドで練習を行った。16日には敵地での天皇杯3回戦・山形戦を戦う。

 昨季準優勝に終わった雪辱を果たすため、着実に歩みを進める。2015年のリーグ戦以来となる山形との顔合わせ。アウェーでの一戦についてダニエル・ポヤトス監督は「厳しい戦いになると思っている。カップ戦は全てのチームにとって平等。一発勝負というところがあるし、それが美しくもある。一試合一試合ファイナルというつもりでいかないといけない」と気合を入れた。

 5日のC大阪戦(ヨドコウ、1〇0)で勝利を挙げたが、MF安部柊斗が臀部を打撲、DF三浦弦太は脳しんとうの疑いで慎重な調整を進めていた。その2人に関して問われた指揮官は「完璧」と日本語で回答。現在は問題なく練習に参加している模様だ。直近で練習に復帰したMF奥抜侃志、MF美藤倫にも「いい感じで進んでくれていて満足している」と言及。山形戦でのベンチ入りには「メディカルスタッフと話し合って分析したい。早すぎてまたけがを起こすことは避けたい」と慎重な姿勢で進めていく。

 また、負傷離脱中のFW林大地、FW食野亮太郎も「この1か月以内には帰ってくる予定」と明かし「チームの引き出しが増えてくる」と、一日でも早い選手たちの復帰を心待ちにした。

編集部おすすめ