J1清水は14日、天皇杯3回戦・J1湘南戦(16日、レモンS)に向けて静岡市内で一部非公開調整した。中3日でリーグ・横浜FC戦が控えることから、若手の起用が見込まれる。

FW千葉寛汰(22)が4年ぶりの4回戦進出に導く一発に意欲を見せた。

 J2藤枝への期限付き移籍から清水に戻って約1か月。「フィジカルで劣っているとも思わないし、冷静にプレーできている。チャンスクリエイトの面でも成長を感じている」と手応えを口にする。復帰後はリーグ4試合に途中出場して1得点。天皇杯は先発が濃厚だけに「長い時間出られると思うし(アピールできれば)違った評価をされる」と気合を入れた。

 湘南は直近のリーグで6戦勝ちなし、一方の清水も5戦勝ちなしと苦しんでいる。「取りたい気持ちは同じ。お互い死にものぐるいになる」。秋葉忠宏監督(49)も「負の連鎖を断ち切るゲームにしたい」と位置付ける。6月11日の2回戦・J3松本戦(4〇2)以来となる公式戦白星をつかみ、停滞ムードを吹き飛ばす。

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