【水原(韓国)14日=後藤亮太】国内組で臨む東アジアE―1選手権に出場している日本代表FWジャーメイン良(30)が、日本を初の全勝優勝へ導くことを誓った。雨の中、2連勝同士で事実上の決勝戦となる15日の韓国戦に向けて最終調整。

初戦の香港戦(6〇1)で4得点をマークし、過去最多だった22年大会の相馬、町野らの3点を既に更新しているが「やっぱり最後、もう一度ネットを揺らしたい」と意気込んだ。

 得点王という個人の勲章はもちろん、日本としても初の3戦全勝(13、22年は2勝1分け)での優勝に王手をかけている。日韓戦は現在2連勝中で3連勝となれば初のこと。得失点差で上回っており引き分け以上で連覇は決まるが「韓国相手に得点を取って自信も欲しいですし、チームとしても勝利で終わるのが一番いい」と強調した。

 また日韓戦は今回で79回目だが、現在2連勝中で3連勝となれば史上初となる。「相手はやっぱりKリーグの選手が多いですし、Jリーグとしての強さとか、プライドっていうのは示さないといけないなっていう思いが強いです」。約1年後の北中米W杯メンバー入りへ、国内組最後のアピールの場。ジャーメインが、結果を残して締めくくる。

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