【水原(韓国)14日=後藤亮太】東アジアE―1選手権(韓国)を戦う日本代表は、2連勝同士で事実上の決勝戦となる韓国と15日に最終戦を行う。

 ホームで優勝を目指す韓国だが、日本と同様に国内組主体のメンバー編成で、第2戦の香港戦(2〇0)では5人がAマッチデビューを飾るなど、約1年後のW杯メンバー入りへアピールの場となっている。

韓国サッカーに精通しているフリージャーナリストのホン・ジェミン氏は「どっちのパフォーマンスが上になるか予想するのは難しいけれど、(韓国は)今回呼ばれている選手から3、4人は来年のW杯を真剣に狙える。選手たちのモチベーションは高い」と明かした。

 注目選手に身長186センチの大型DFキム・ジュソン、MFムン・ソンミンの名前を挙げる。「(現在の代表はバイエルンでプレーする)キム・ミンジェは(DFのレギュラーで)決まりで、隣に誰が入るかの競争をしている。キム・ジュソンは国内でプレーするセンターバックの中では一番評価が高い。ムン・ソンミンはジョーカー的な役割でドリブルがすごく鋭い」という。局面、局面の勝負でどちらが上回れるかが、勝負のポイントのひとつ。両チームの意地とプライドを懸けた大一番となりそうだ。

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