◆東アジアE―1選手権▽第3戦 日本―韓国(15日・韓国)
事実上の決勝戦となる日韓戦が行われる。ともに香港と中国に勝利し、2戦2勝同士の対戦となる。
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A代表の日韓戦は通算79回目となる。1954年3月7日のW杯予選(1●5)が初対決で、ここまでの成績は、日本の15勝23分け40敗(PK戦は引き分け扱い)。
70年代までに行われた35試合で日本は4勝しかできないなど、当初は両国に力の差があったが、93年のJリーグ開幕以降の28試合は9勝10分け9敗。成績は五分五分となっている。
直近2試合(21年親善試合、22年E―1選手権)では、いずれも日本が3―0で勝利を収めている。過去に2連勝は2回記録しているが、対韓国3連勝となれば初の快挙となる。
日本の1試合での過去最高得点数は、74年日韓定期戦の4(4〇1)。最多失点は54年の第1回対戦での5(1●5)。
今回の韓国代表は、Kリーグ組に町田のFWオセフンとMFナサンホ、鹿島のDFキムテヒョンを加えた構図。かつてJリーグでも活躍した洪明甫(ホン・ミョンボ)氏が率い、中国を3―0、香港を2―0で一蹴した。中2日の日本に対し、韓国は中3日とコンディション面では優位に立つ。