◆サッカー東アジアE―1選手権 日本代表1―0韓国代表(15日、韓国・龍仁ミル・スタジアム)
【龍仁(韓国)15日=後藤亮太】日本代表が1点リードを守り切り、2大会連続3度目の優勝を成し遂げた。MF相馬勇紀は決勝点をアシストした。
前半8分、左サイドでボールを持った相馬が中へクロス。初戦で4得点を挙げたFWジャーメイン良がダイレクトで左足を合わせてゴールを奪った。この1点を守り切って韓国に勝利。史上初となる対韓国戦3連勝も果たした。
2019年の同大会では、今回同様3戦目の日韓戦で0―1で敗れた。初戦とこの試合でキャプテンマークを巻きながら試合に出場した相馬は「(2019年の)釜山の大会でアウェーの雰囲気にのまれて負けた。その時の苦い経験が自分の中で残っていたのでチームを鼓舞するところや引っ張っていくことはずっと考えていました」と雪辱を果たし、喜んだ。初戦でもジャーメインの得点をアシストするなど、ウィングバックとして攻撃の起点になり続けた今大会。カタールW杯の経験も持つ28歳は「今日の試合ももっともっとクオリティを上げていかないといけないところはあるんですけど、得点に絡めるようになったのは成長かなと思います」と、充実の表情を浮かべていた。