◆サッカー東アジアE―1選手権 日本代表1―0韓国代表(15日、韓国・龍仁ミル・スタジアム)
【龍仁(韓国)15日=後藤亮太】FIFAランク17位の森保ジャパンが、同23位の韓国代表に1―0で勝ち、初の全勝で2大会連続3度目の優勝を果たした。
主役は、やはりこの男だった。
この1点が決勝点となり、代表デビュー戦で4得点を挙げた香港戦を含め、3戦5発で大会得点王&MVPに輝いた。今大会の主役は「韓国戦で点を取るか、取らないかで自分の評価はだいぶ変わってくる部分があったと思うので、最後一つとれたのはよかったです」と笑みを浮かべた。
30歳での初招集で圧倒的な結果を残し、約1年後の北中米W杯メンバー入りへ大きなアピールとなったことは間違いない。今後に向けて「(代表は)ミーティングひとつとっても、全てのレベルが高い。こういう中でしか成長できない部分もあると感じましたし、また代表に呼ばれたいと、僕だけじゃなくて皆が思っていたと思う。広島に戻って結果を出していくしかないと思うし、まずはチームに戻って、結果を出したい思いが強くなりました。広島で点を取ろうという決意が強くなりました」と決意。リーグ戦の再開は20日の新潟戦(デンカS)。代表での活躍を弾みに、リーグ戦でも結果を残す。