◆天皇杯 ▽3回戦 広島ー藤枝
東アジアE―1選手権で2連覇を果たした日本代表はこの日帰国し、26人中6人が“中0日”でメンバー入り。15日の韓国戦で出番がなかったJ1広島のFW中村草太は藤枝戦で後半開始時から出場し、決勝点を奪って5―2の勝利に貢献した。
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中0日での再始動となった一戦で結果を残した。2―2で迎えた後半9分、味方との連係から左足で決勝点を決めた。
「昨日は夜も寝られなかった。悔しさとか、自分のふがいなさで。悔しさを晴らそうと思ってピッチに立った」
代表デビュー戦となった第1戦の香港戦で初ゴールを奪うも、大一番となった韓国戦では出場機会に恵まれなかった。午前中に東京・羽田空港へ移動すると、その足で静岡県へ。強行軍となる中で、結果を残した。
中村は「(3試合通じて)なかなか出場時間も少なかった。自分の実力不足ですけど。まずチームの勝利に貢献するプレーは目指していきたい。個人としても結果を出し続けていきたい」と誓った。
広島勢はMF田中聡も後半開始から出場。