◆天皇杯3回戦 川崎0―0(PK1―3)相模原(16日・U等々力)

 J1で6位の川崎と、J3で16位の相模原の対戦。川崎は日本代表でE―1選手権(韓国)を戦ったMF大関友翔がベンチ入りした。

 前半は両チームともに少ない好機を生かせず0―0。後半に入り、川崎が攻勢を強めた。後半16分にはMF山本が倒されて得たFKを自ら右足で狙ったが、相手に当たりゴールの上に外れた。後半35分には途中出場のFW伊藤が右足シュートも、相手にブロックされた。1分後には右クロスをFWマルシーニョが頭で合わせるが、枠に入れることはできなかった。

 後半38分、マルシーニョに代えて大関を投入。終了間際にはDF三浦のクロスをFW神田が頭で合わせたが、ゴール左に外れ、試合は延長戦に突入した。試合は120分間で決着がつかず、勝負の行方はPK戦へ。川崎は、1番手から河原、山本が連続で失敗。3番手・神田のキックも相手GKバウマンに防がれ、1―3で敗れた。2020年、23年と2度の天皇杯優勝を誇る強豪が、3回戦で姿を消した。

編集部おすすめ