昨年11月に監督に就任したアモリム監督の初のフルシーズンとなる2025-26シーズン開幕を1か月後に控え、マンチェスターU(イングランド)が、ブレントフォード所属のカメルーン代表FWブライアン・ムベウモ(25)の獲得に向けて最終オファーを出すことが17日までに明らかになった。

 英高級紙「ザ・ガーディアン」によると、マンUが今回3度目の提示となる移籍金額は、6500万ポンド(約131億3000万円)。

前回2度目のオファーとなった6250万ポンド(約126億2500万円)に250万ポンド(約5億500万円)を上乗せして、昨季のプレミアリーグで20ゴールを奪取した25歳カメルーン代表FW獲得を確定させたい意向だ。

 ただし、約5億500万円の上乗せで、2度のオファーを拒否したブレントフォードが合意するかは微妙だ。ガーディアン紙によると、この金額がマンUの最終的なムベウモの評価額で、これ以上の金額を支払うつもりはないという。

 一方、ブレントフォードもムベウモの後継者としてイプスウィッチのイングランドU-21代表FWオマリ・ハッチンソン(21)の獲得を目指したが、第1回目となる3500万ポンド(約70億7000万円)のオファーが拒否された。

 つまり、マンUのムベウモ獲得はブレントフォードのハッチンソン獲得成功後になりそう。強敵アーセナルとの開幕戦を1か月に控えた名門としては、来季のエース候補の獲得を今月中にも実現させたいが、移籍確定にはもう少し時間がかかる状況になっている。

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