4位の鹿島は18日、勝ち点3差で追う首位の柏をホームに迎えるJ1第24節(メルスタ)に向け、鹿嶋市内で非公開練習を行った。
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日本代表の東アジアE―1選手権(韓国)から帰国し、チームに合流したDF植田直通が取材に応じた。
植田は第2戦の中国戦(2〇0)でフル出場、第3戦の韓国戦(1〇0)で途中出場し、いずれも無失点。3年以上のブランクを経ての代表復帰戦となったが「いろいろな刺激を受ける期間でしたし、チームとしても結果を出せたのでよかったなと思います」と振り返った。
鹿島からはGK早川友基とともに参加。韓国にはDFキムテヒョンも参加しており「鹿島から代表を背負う選手が出てくることはすごくいいこと。鹿島には若くていい選手もたくさんいるので、こういう機会が増やせれば」と願った。
チームはリーグ戦3連敗中だが、E―1組が欠場した16日の天皇杯長崎戦(2〇1)で公式戦の連敗はストップ。嫌な流れを払拭した上で、柏との大一番を迎える。すでにチケットは完売しており、3万人を超える大観衆が予想される。
植田は「たくさんお客さんが入ってくれるということで、ホームの力を使いながら戦いたい」と見据え、試合当日の「たぎる!男祭り」と銘打たれたクラブ企画で総代を任されている武闘派DFは「何が何でも(勝つ)。負けられない。全員が男を見せて勝ちたい」と鍛え上げられた太い腕をまくり、鋭い眼光を放ちながら分厚い胸板を張った。