プレミアリーグ王者のリバプールが、フランクフルト所属のフランスU-21代表FWウーゴ・エキティケ(23)の獲得を確定させたことが明らかになった。

 英BBCなどによると、リバプールがエキティケとの移籍交渉を進め、「今週中にも正式に移籍が確定する」と断言。

移籍金は7000万ポンド(約142億1000万円)と報じた。

 リバプールはセンターフォワードの補強が課題とされ当初、スウェーデン代表FWアレクサンデル・イサク(25)の獲得に力を注いだが、25歳スウェーデン代表FWを所有するニューカッスルが”どんな金額の移籍金を提示されても交渉に応じない”と強硬な態度を貫いたことでエキティケに方向転換。来季の欧州CL出場権を獲得したニューカッスルも23歳フランス人FW獲得に動いたが、ここでは現王者のリバプールに道を譲った形になった。

 エキティケは昨季フランクフルトで31試合に出場して15ゴール8アシストを記録し、チームの3位躍進に貢献。117本のオンターゲット・シュートを放ったが、これは昨季のブンデスリーガで最多となった。

 スロット監督のデビュー・シーズンでプレミアリーグを優勝したリバプールは、この夏の移籍期間中に英国市場最高額となる1億1600万ポンド(約235億4800万円)でドイツ代表MFフロリアン・ビルツ(22)を獲得。さらには、オランダ代表DFジェレミー・フリンポン(24)、ハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズ(21)を獲得して、課題だった両サイドバックの補強にも成功して来季の2連覇に向けて着々と準備を進めている。

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