タレントの指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ「≠ME」が21日、東京・国立代々木第一体育館で全国ツアーの最終公演を迎えた。会場には昼夜2公演で計1万8000人が集結。

夜公演には、9月20、21日に千葉・LaLa arena TOKYO―BAYで今ツアーの追加公演を行うことも発表した。

 初となる同会場での公演に、川中子奈月心(かわなご・なつみ、19)は「幸せだよ」と満面の笑み。ペンライトで埋め尽くされた客席を前に冨田菜々風は「お前ら声出せ!」と叫び、蟹沢萌子も「もっと行けるでしょ? 思いっきり声出せ!」とあおり続けた。

 ステージでは、約2時間半にわたって「神様の言うとーり!」などメドーれーを含む全30曲をパフォーマンス。ミュージックビデオの再生回数が1100万回以上を記録している「モブノデレラ」も披露し、ファンを魅了し続けた。

 全国7都市を巡るツアーを完走し、冨田は「それぞれの会場での大切な宝物と思い出を作れた気がします」としみじみ。惜しみない声援を受け続けた永田詩央里は「ステージからたくさん元気をいただきました」と感謝し、発表された追加公演に向けて「皆さんからいただいたエネルギーをお返ししていけたら」と誓った。結成から6年。まだ見ぬ素晴らしい景色に向かって、12人はダンスと歌に熱を注ぎ続ける。

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