日本テレビと読売テレビによる新たなお笑い賞レース「アサヒビール スマドリ ダブルインパクト 漫才&コント二刀流No.1決定戦」の決勝大会が21日、行われた。2875組のエントリーから「ニッポンの社長」が初代王者に輝いた。
優勝の瞬間、2人はぼう然とした表情を見せた。辻皓平はしゃがみ込むと、「うそでしょ。めちゃくちゃうれしいです…」と夢見心地。相方のケツは「(20日に)結婚を発表したので(妻に)すごく良い報告ができるなと思いました」と新婚での快挙の喜びをかみ締めた。
優勝直後の記者会見でケツは、「6月30日に入籍しました」と改めて報告した。優勝賞金1000万円を獲得し、使い道については「子どもがもしできたら、引っ越し(費用に充てる)とかね。先々落ち着いたら新婚旅行に行きたいと思っていたので、グレードが上がるかも」と自らで手にした破格の“ご祝儀”ににんまり。相方の辻は「リクガメを飼いたい」と話した。
漫才とコント、両方のネタを審査する大会の第1回目。決勝では全7組中6組が1本目にコントを選択した。ニッポンの社長も1本目にコントを選択し475点で暫定首位に立つと、2本目の漫才でも474点の高得点をたたきだし、計949点で堂々の優勝を飾った。