◇フェンシング 世界選手権第6日(27日、ジョージア・トビリシ)

 男子エペの個人決勝で、昨夏パリ五輪王者の加納虹輝(JAL)が、男女通じて日本勢初の優勝を飾った。加納に準決勝で敗れた山田優(SAGAスポーツピラミッド)は、銅メダルを獲得。

日本勢がダブル表彰台を決めた。

 パリ五輪で個人で初の金メダルを日本にもたらした加納は、今大会では準々決勝、準決勝で日本勢対決を制して決勝へ。最後はゲルゲリー・シクロシ(ハンガリー)を延長戦末破り、10―9で勝ちきった。加納は協会を通じて「応援ありがとうございました。今シーズンはメダルが中々取れず、悔しい思いをしてきましたが、最後に一番大きな試合で優勝することができて、嬉しい反面ホッとした気持ちもあります。この調子で団体戦も優勝したいと思います」とコメントした。

 加納は、パリ五輪で日本勢エペ初の金メダルを獲得。団体でも2大会連続メダルの2位に貢献した。

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