NHKは30日、2025年後期連続テレビ小説「ばけばけ」(月~土曜・午前8時)が、9月29日からスタートすることを発表した。ポスタービジュアルも公開。

主人公のトキを演じる髙石あかりと、夫ヘブン役のトミー・バストウが笑顔で手をつないでいる。キャッチコピーは「この世はうらめしい。けど、すばらしい。」となっている。

 撮影した川島小鳥氏は「今回、二人の思い出の場所、松江で撮影させてもらいました。松江城(宇賀橋)、小泉八雲旧居、宍道湖、城山稲荷神社、月照寺、、、。髙石さん演じるトキさん、トミーさん演じるヘブンさんとそれらをめぐり、撮影していると、本当にタイムスリップして二人の愛の世界に連れて行ってもらったようで、すごく胸がいっぱいになる時間でした」とコメントした。ポスタービジュアルデザインは西澤和樹氏が手がけた。

 朝ドラ113作目となる「ばけばけ」は、怪奇文学作品集「怪談」を発表した小泉八雲ことラフカディオ・ハーンの妻・小泉セツをモデルにした作品。明治時代の松江を舞台に物語はスタートし、史実を再構成してフィクションとして描く。原作はなく、脚本はNHK「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」、テレビ東京「デザイナー渋井直人の休日」「きょうの猫村さん」などを手掛けた、ふじきみつ彦氏が担当する。

編集部おすすめ