8月11日放送のフジテレビ系「爆笑レッドカーペット ~真夏の最新ショートネタ60連発!大復活SP~」』(午後6時半)に人気若手芸人が大挙出演することが1日分かった。

 同番組は2007年2月の放送開始以来、多大なる人気を博し、テレビ界に空前の“ショートネタ”ブームを巻き起こしたお笑いバラエティー。

今回、14年元日放送の特番「新春レッドカーペット」以来、約11年の時を経て待望の復活。高橋克実&今田耕司のおなじみのタッグがMCを務める中、漫才、コント、ピン芸などのジャンルや世代を問わず、さまざまな芸人が代わる代わる登場。“一撃必笑”のショートネタを次々に披露していく。

 今回、初登場の芸人26組の中から、「THE SECOND~漫才トーナメント~2025」王者のツートライブ(周平魂、たかのり)、「R―1グランプリ2025」王者・友田オレもコメント。ともに今年のお笑い賞レースを制した注目株だが、ツートライブは08年にコンビ結成、友田は23年にプロデビューと、芸歴には15年もの差がある。

 そんなキャリアの異なる2組が07年に始まった「爆笑レッドカーペット」について、どんな印象を抱いているのか。初参戦の感想や番組への思い入れを、それぞれの視点で語った。

 ◆「ツートライブ」周平魂、たかのりコメント

 ▽「爆笑レッドカーペット」初出演の感想を

 たかのり「にぎやかな“お祭り感”のある中で、楽しくやらせてもらいました。まぁ、MCの方もパネラーの方も大物芸能人ばっかりなので、ちょっとした緊張感もありつつ(笑)」

 周平「僕はかなり緊張しましたね。でも、お客さんに助けられました。めっちゃ優しくて、めっちゃ笑ってくれる、めっちゃええお客さんだったんで(笑)」

 たかのり「確かに。とてもあったかいお客さんでしたね」

 周平「そやけどやっぱり、1分のネタっていうのは大変っすね。

僕らは今回、いつも劇場でやってる6、7分くらいのネタの1箇所を切り取ってやったんですけど、これがなかなか難しくて…。ナイツさんとか見てたら、すごいですもんね。1分どころか、もっと短かく感じるくらいなのに、ちゃんと笑いを取ってて」

 たかのり「あれはすごかったなぁ。詰めて詰めて、おもろいところだけ残して、みたいな」

 周平「でもとにかく、あこがれの番組に出られてありがたかったです。さっきスタッフの方から聞いてびっくりしたんですけど、『爆笑レッドカーペット』って、レギュラー放送が始まったのが2008年の4月なんですって。ちょうど僕らの初舞台と同じタイミングなんですよ」

 たかのり「そう、言うたら、『爆笑レッドカーペット』はツートライブと同期なんです(笑)」

 ▽そんな“同期”の番組を、デビュー当時は、どんな思いで見ていた?

 周平「この番組って、いわゆるお笑いのスターが生まれまくってたじゃないですか。僕らはただそれを遠巻きに眺めてる、みたいな感覚でしたね。はっきりとは覚えてないんですけど、僕らはたぶん、当時この番組のオーディションは受けたことがあると思うんですよ。でも結局、1回も受かったことがないっていう」

 たかのり「そんな引っかかりもしなかった番組に、ようやく今出られている、というね。ほんまに感無量です」

 ▽最後に、放送を楽しみにしている視聴者に向けてメッセージを

 周平「とりあえず見て、笑っていただきたいなと。もし万が一、僕らが出てきて“満点大笑い”が取れなかった場合、テレビの前の皆さんが、心の中でボタンを押してください。そして、皆さんそれぞれの心の中で、“満点大笑い”の明かりをつけてください(笑)」

 たかのり「この番組に出たことを機に売れていった先輩方を、たくさん間近に見てきたので、今度はぜひ、われわれが『爆笑レッドカーペット』をきっかけにして売れていきたいです!よろしくお願いします!(笑)」

 ◆友田オレコメント

 ▽「爆笑レッドカーペット」初出演の感想を

 「小学生の頃、夢中でこの番組を見ていた自分にとって、まさに夢のような舞台でした。

そもそも自分がお笑いにハマるきっかけになった番組というか、テレビでお笑いを毎週見るという、その習慣がついた最初の番組が、この『爆笑レッドカーペット』で。当時はリズム芸や歌ネタを得意としている芸人さんも多くて、後になって考えてみると、きっと今の僕の芸にも、少なからず影響を与えているような気がします」

 ▽当時、特に好きだった“レッドカーペット芸人”は?

 「たくさんいらっしゃいますけど、今回出演されている方で言えば、クールポコ。さん、柳原可奈子さん。さっき、ネタを拝見させていただいたんですけど、完全に視聴者目線で、普通に楽しく見てしまいました(笑)」

 ▽初めて出演して意外だったことや、新たに発見したことは?

 「これまでテレビで見ていて、最後にカーペットが流れて退場するときに、足元がぐらつく芸人さんが割と多かった印象があって。だから自分は、最後は絶対ぐらつかないようにしようって気をつけてたんですよ。ところが、本番で完全に気を抜いて、ぐらっとなっちゃって…。そこは大きな反省点ですね(笑)。今後また出演のチャンスをいただけるのであれば、リベンジしたいです。あと意外だったのは、どこかの外国のお菓子のパッケージに描いてありそうな、あのキャラクターが今も健在だったっていう…」

 ▽「レッカーくん」ですね

 友田「すみません、名前はちょっと存じ上げないんですけれども(笑)。とにかく、あの子が元気そうだったのがうれしかったです(笑)」

 ▽今回披露された歌ネタは元々持っているネタを、この番組のために作り変えたもの?

 「そうですね。僕の歌ネタって基本、トータルで3分くらいの尺なんですけど、1番だけ歌うと、ちょうど1分から1分30秒くらいの“レッドカーペットサイズ”になるんですよ(笑)」

 ▽最後に、放送を楽しみにしている視聴者に向けてメッセージを

 「見てくださる方にとっても、われわれ出演者にとっても、本当に夢のような、スペシャルな番組になっていると思います。一人で見てくださる方にも、もちろん楽しんでいただきたいんですけど、僕としてはぜひ、大切な人と一緒にご覧になっていただきたいなと思います」

 ▼「爆笑レッドカーペット ~真夏のオール新ネタ60連発!大復活SP~」出演芸人(五十音順/★印は番組初登場)

 相性はいいよね(★)/アキラ100%/アルコ&ピース/アンガールズ&阿佐ヶ谷姉妹/えびしゃ(★)/オードリー/蛙亭(★)/狩野英孝/キャツミ(★)/キンタロー。

/クールポコ/くまだまさし/ぐろう(★)/ゴー☆ジャス/コットン(★)/ゴンゾー/ザ・パンチ/ジェラードン(★)/シシガシラ(★)/しずる/信濃岳夫・金原早苗(★)/シューマッハ(★)/ジョイマン/庄司智春/ジョックロック(★)/真空ジェシカ(★)/新鮮なたまご(★)/スクールゾーン(★)/スクラップス(★)/ずん 飯尾和樹/そいつどいつ(★)/チェリー大作戦(★)/超速バギー(★)/チョコレートプラネット/ツートライブ(★)/友田オレ(★)/ナイツ/なかやまきんに君/ナチョス。(★)/ななまがり/ネルソンズ(★)/ハイキングウォーキング/バッテリィズ(★)/バローズ(★)/ビコーン!(★)/ファイヤーサンダー(★)/5GAP/ファンファーレと熱狂(★)/藤崎マーケット/フルーツポンチ/ベルナルド(★)/満丸(★)/柳原可奈子/やまぐちたけし(★)/ヤンシー&マリコンヌ(★)/ゆってぃ/ラパルフェ(★)/ラランド(★)/ランパンプス(★)

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