Boys beの中川惺太(16)が、メンバー8人で挑む夏の大阪松竹座公演「Boys be 8 Summer Live」(8月22~31日)に向け、日々汗を流している。「自分たちで考えてつくったライブなので、僕たちらしさはセットリストにも表れているのでは」と自信たっぷり。

途中加入した思いや、メンバーへの率直な思いも明かした。

 ―大阪松竹座の一番の思い出は。

 「2021年のサマースペシャルですね。Aぇ!groupさんが先頭でやってくれたライブなんですけど、結構色々あって(笑)。Aぇ!さんにドッキリをかけられて、マジ泣きしました。その時はグループに入っていなかったんですけど、頑張ってるって感じてもらえて、その翌月にBoys beに入らせていただいたりとか。結構思い出に残っています」

 ―どんなドッキリか。

 「僕、本当に真面目で、舞台袖で遊ぶとかホンマになかったんですよ。それなのに楽屋にいたら『お前ら来い!』って言われて、数人集められて。僕と角(紳太郎)君がターゲットのドッキリで、『お前ら遊んでるやろ』って言われました。でも遊んでないとも言われへんから『すいません』って謝っていたら、ドッキリでしたって。めっちゃ怖かったですし、めっちゃ泣きました」

 ―大阪環状線の全駅名を10秒で言い切れるとか。

 「準備したらいけますよ。最高は5秒以内です。1回本気で練習した時期があって、4秒94ぐらい。きっかけは恥ずかしい話なんですけど、特技がなさすぎて、何だろう、自分ってどういう路線で行くべきかなと思っていて。その時期に、特技を見せなきゃいけないことが1回あって、どうしようと思って電車に乗っていたら、結構、駅の数があるなと気づいて、10秒を切れたらすごいんちゃうと思ってやるようになりました」

 ―言いやすい駅、言いにくい駅は。

 「天王寺、新今宮、今宮、芦原橋、大正、弁天町、西九条、野田、福島、大阪までは行けるんですけど、残り半分がちょっとややこしいです。桜ノ宮、森ノ宮みたいなのがあるし、滑舌がちょっと(笑)」

 ―大阪環状線以外でチャレンジしたい路線は。

 「山手線は10秒で行けるんちゃうかなって、カンニングしながらやりました。10秒は余裕ですけど、カンニングできないと無理ですね。関西でできそうなのは、ゆめ咲線(笑)。4駅くらいしかないから。でもリアルな話でいくと、阪和線はギリいけるかも。

本気を出したらいけるかなと思います」

 ―ラジオが好き。

 「初めて出させていただいたラジオがすごく楽しくて。しゃべるのが好きで、やらせていただいたら、すごく楽しいなっていうのがあって、やりたいなと思っています。できるなら一人でやりたいですね。それが夢です」(続く)

 ◆中川 惺太(なかがわ・せいた)2009年3月28日、大阪府生まれ。16歳。19年に関西Jr.として活動開始。21年に関西Jr.内ユニット「Boys be」のメンバーに選出される。得意なことはダンス、笑顔、大阪環状線の全駅名を10秒以内に言い切ること。

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