俳優の武田真治が31日放送のTBS系「プレバト!!」(木曜・午後7時)に出演。“筋肉俳優”として自信の一句を詠むも最低の評価を受ける一幕があった。
「俳句査定」に挑戦の武田はこの日の「イライラ実体験で一句」とのお題について、MCの浜田雅功に「最近、イラッしたことは?」と聞かれると「ジムに行くとですね。インターバルの間はマシンをよけてもらって、どんどんやっていいはずなんですけど、よけてくれない人が結構多いなって。(自分が)近づいていったら結構、やり始めたりして」と答えた。
「その気持ちを詠いましたよ~」と言うと、「夏芝居 宿で赤らむ 尻の皮」との一句を披露。「この夏、ずっとお芝居で全国を回ってたんですけど、それで朝の日課としてホテルで筋トレをするんです。タオルを敷いてベッドの端に足をかけて腹筋をするんですけど、それだと尾てい骨の辺りの皮がむけてしまって、痛いな、イラッとしたなって句です」と説明した。
結果は5人中最下位で苦笑。夏井いつき先生も「こういう俳句を見せてもらって、この人は一体、何を書きたいのかなって精一杯想像するわけですよ。夏のお芝居を見に行ってるんですよ。そしたら瞬時に宿に戻ってる。その宿で怪奇現象が起こるんです。尻の皮が赤らむ…。
「夏芝居はなんの役にも立ってない季語でございます」と続けた夏井先生に「腹筋の夏や 赤らむ尻の皮」と全面的に直されると「先生、原型をほとんどとどめてないんですけど…」とつぶやいた武田。「最も意味が分からなかったのはあなた(の句)です」と言い切られ、苦笑していた。