ソプラノ歌手の柴田智子がこのほど、ピアニストの追川礼章と共同制作したアルバム「Songs of Japan~あすへの言葉~」を発売した。

 武蔵野音楽大学を卒業後、ジュリアード音楽院で学び、リンカーンセンター、カーネギーホール、新国立劇場など国内外の舞台で活躍。

ミュージカル「王様と私」などにも主要キャストとして出演し、ニューヨーク・タイムズ紙から高い評価を得た柴田にとって、初の日本語アルバム。「上を向いて歩こう」(坂本九)、「いのちの歌」(竹内まりや)などのカバーや、コロナ禍に追川と一緒に作ったオリジナル曲「あすへの言葉」など全9曲を収録。「日本のポップスの名曲を、オペラ歌手としてはあまり歌わないような楽曲も含め、自由な私独自のアレンジで歌いました。アルバムを聴くことで心が解放され浄化されるような体験をしてほしい、そして明日へ向かう勇気を受け取ってほしいという願いを込めました」と話している。

 9月15日に東京・自由が丘オペラハウスのNY Living RoomでCDリリース記念ライブを行う。

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