タクシー運転手に「殺すぞ」と脅したなどとして、脅迫と暴行の疑いで書類送検された7人組ダンス&ボーカルグループ「三代目J SOUL BROTHERS」のボーカル・今市隆二が当面の間活動を自粛することが1日、分かった。

 所属事務所のLDHは「会社として把握している事実と今回報道されている内容には、一部に齟齬が見受けられるものの、いずれにせよ本人に不適切な言動があったという事実は厳粛に受け止めております。

また、本人からも深い反省の意が示されており、弊社としてもその意思を尊重し、当面の間今市は活動を自粛することを決定いたしました」と発表した。

 さらに「本人に対しては、社会的信頼と責任が伴う立場であることを強く認識させ、厳重な注意と指導を行い、今後の行動に対しては一層の自覚を持って臨むよう、再発防止に向けた継続的な指導を行ってまいります。日頃より応援してくださっている皆様、関係者の皆様の信頼を取り戻すべく、本人が自分の社会的責任に誠実に向き合っていけるよう、会社としても適切な支援を続けてまいります」とした。

 今市は4月5日午前5時ごろに飲食店から帰宅する際、都内を走行中のタクシー車内で男性運転手の腕を引っ張ったり、運転席と後部座席の間にあるアクリル板を殴ったりした疑い。今市は酒に酔っていたといい、運転手にけがはなかった。

 グループは10月4、5日にデビュー15周年を記念した初の単独スタジアムライブ(大阪・ヤンマースタジアム長居)を控えている。

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