タクシー運転手に「殺すぞ」と脅したなどとして、脅迫と暴行の疑いで書類送検された7人組ダンス&ボーカルグループ「三代目J SOUL BROTHERS」のボーカル・今市隆二が当面の間活動を自粛することが1日、分かった。所属事務所のLDHが公式サイトで発表した。

 今市は「このたびは、私の不適切な言動により、乗務員様ならびにタクシー会社様にご迷惑とご心痛をおかけしましたこと、心から深くお詫び申し上げます。また、日頃から応援してくださっている皆様、関係者の皆様にも、多大なるご迷惑をおかけしたことを重く受け止め、深くお詫び申し上げます」と謝罪。今後については「当面の間活動を自粛することとし、その間、自己の行動を深く反省し、これまでの自分を見つめなおす機会とすることを決意しております」とした。

 また、「このたびの私の言動が、社会からの期待や信頼を大きく損なうものであったことを強く自覚し、深く反省しております」とコメント。詳細に触れることが難しい点については、捜査機関による捜査が続いていることを理由に理解を求め「今後も調査等に全面的に協力して応じ、乗務員様に対しても誠意をもって向き合ってまいります。今の気持ちを忘れることなく、皆様のご期待やご信頼に応えられるよう鍛錬してまいります。このような形でのご報告となってしまったこと、ご迷惑をおかけしましたこと、重ねてお詫び申し上げます。今後とも、どうかご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます」と締めた。

 今市は4月5日午前5時ごろに飲食店から帰宅する際、都内を走行中のタクシー車内で男性運転手の腕を引っ張ったり、運転席と後部座席の間にあるアクリル板を殴ったりした疑い。今市は酒に酔っていたといい、運転手にけがはなかった。

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