女性アイドルグループ・日向坂46の富田鈴花が5日、都内で初写真集「鈴花サーキット」(光文社)の発売記念会見を行った。この日をもって約8年在籍した日向坂を卒業。
16歳から日向坂の2期生として活動した富田。5月に卒業を発表し、6月に卒業セレモニーを開催した。日向坂として最後の活動となったこの日、写真集の撮影でも着用した涼しげな白のワンピース姿で登場。「卒業を発表してからこの3か月、人生でいただいたことない量の愛情をいただいて、もうおなかがいっぱいです。この次からは第2の人生を歩むことになる。これからの自分も大丈夫だと思う8年間でした」。すがすがしい表情を浮かべた。
今後の活動については「明確に決まっていない」と濁しながら、「お芝居の勉強をしたい。インプットできるものをたくさんしていく時期にしたい」と前を向いた。
初写真集は、両親が新婚旅行で訪れたオーストラリアで撮影。ゴールドコーストからスタートし、海岸沿いを北上して楽園を意味する島・クガリを目指すロードムービー仕立ての一冊だ。
「飛行機に2時間しか乗ったことがなかったので、9時間は未知。行くまでも長かったし、着いてからも移動距離が長かった。でも、高速道路に乗ることが好きなので、全く苦じゃなく、すごくすごく幸せな時間でした」と振り返った。
撮影のため、自ら警察署に赴いて国際免許を取得した。トヨタの四駆で砂浜を走り、「トヨタの車が欲しくなりました」とニッコリ。写真集の点数について問われると、「ゴールド免許の安全運転です」。大好きな車にちなんで回答した。