福岡は5日、MF金森健志(31)がオーストラリアのメルボルン・シティに完全移籍することが決定したと発表した。筑陽学園高出身の金森は、高校卒業後の13年に福岡でプロ入り。

その後は17年に鹿島、19年に鳥栖へ加入し、21年に福岡に復帰した。福岡では計9年間プレー。初の海外移籍となる。

 金森はクラブを通じ、コメントを発表。“アビスパ愛”の強くにじんだ言葉で、関係者やサポーターに別れを告げ、再会を誓った。

 「この移籍にあたりクラブが常に僕の気持ちに寄り添ってくれて、真摯に話を聞いてくださったこと、そして「海外でプレーしたい」という夢や挑戦に対して後押ししてくださったことに、心から感謝しています。アビスパ福岡というクラブ、そして福岡という街は、僕にとってまさに“人生そのもの”です。これまで共に戦ってきた仲間、スタッフの皆さん、チームを支えて頂いているスポンサー企業の皆様、そしてどんな時も変わらぬ愛情を注いでくれたファン・サポーターの皆さんに、心から感謝しています。今回の決断は、自分自身をさらに成長させるための大きなチャレンジです。メルボルン・シティFCという素晴らしいクラブで新たな経験を積み、必ずひと回り大きくなって、皆さんに良い報告ができるよう全力で頑張ってきます! これからも変わらぬ愛情でアビスパ福岡の応援よろしくお願いします! そして金森健志の応援もよろしくお願いいたします。また会いましょう!行ってきます!!!」

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