演歌歌手の天童よしみ(70)が5日放送のフジテレビ系特番「上沼&香取の『ずっと伝えたかった』初恋・恩人・憧れ…奇跡の大再会SP」(午後7時)に出演。55年前の初恋の相手との再会を果たした。
芸能人がずっと会いたかった人と再会し、思いを伝える今回の番組。
1970年、既に歌手デビューを果たしていた15歳の時、地元・大阪・南太子堂のバス停で見かけた2つ年上の高校生に一目惚れした天童。向かいのバス停から「テレビに出てる君を見たよ。歌、うまいなあ」と声をかけてくれたという。
父親がその男性に声をかけたことをきっかけに自宅にも遊びに来て、「お兄ちゃん」と慕う仲になったが、男性も歌手デビューを目指し始めたことで関係がぎくしゃくし、音信不通になってしまったという。
警察官になったという消息だけは聞いたものの「50年以上、電話もしませんでした。でも、会いたい思いは募ってました」と正直に話した天童。番組の捜索の結果、スタジオに登場した男性を前に「お兄ちゃんですか…。うれしいわあ」とつぶやき、立ち尽くした天童。
がっちり握手をかわすと「今もキレイな顔。あの日のまんまです」とポツリ。司会の上沼恵美子が天童に代わり「初恋の人というのは分かってましたね?」と聞くと、男性は「私にとってはもったいない…。