◆第105回 天皇杯▽ラウンド16 広島―清水(6日・エディオンピースウイング広島)

 広島が、清水相手に1点をリードして前半を終えた。

 8月6日、広島平和記念日に行われた一戦は試合開始から目まぐるしいボールの行き来となった。

広島はFW中村草太、FWジャーメイン良が中心となって1タッチやコンビネーションでゴールを脅かす。しかし、あと一歩というところで清水も体を張って組織的に守り、得点は奪えない時間が続いた。ピンチにはDF荒木隼人を軸に処理。両チームともが粘りながら戦い続ける。

 すると前半アディショナルタイム、自陣からスピードを上げて攻めると中央のMF川辺駿が右足のアウトサイドで左サイドへ展開。中村がスピードに乗って抜け出すと、エリア内へパス。ジャーメインがファーサイドで受けるとシュートではなく中へ折り返し、最後はFW前田直輝が決めきった。

 広島が前半終了間際の得点でリードし、後半戦へ突入する。

編集部おすすめ