◆天皇杯 ▽ラウンド16 町田1―0京都(6日・町田GIONスタジアム)

 町田はホームで京都と対戦し、1―0で勝利した。クラブ史上初の天皇杯準々決勝進出となった。

 リーグ戦6位の町田と4位の京都によるJ1の上位対決。町田は日本代表DF中山雄太をボランチで起用する布陣を採用し、主力が多く出場。京都もFW原大智、FWラファエル・エリアス、FWマルコ・トゥーリオの強力3トップを組み、8強入りへ臨んだ。

 前半は両チームチャンスを作るが、得点を決めきれず。京都は前半33分にスルーパスからエリア内でトゥーリオがループシュートを狙うが、上に外れる。町田も同36分に右クロスをFW藤尾翔太がエリア内で合わせるが、枠をとらえられなかった。町田の日本代表GK谷晃生と京都のGK太田岳志の好セーブもそれぞれ光った。

 一進一退の攻防が続いたが、後半14分に均衡が破れる。こぼれ球に反応したFW藤尾翔太が左足を振り抜くと、ボールはゴール右へ。後半戦からワントップの先発に定着した24歳が、値千金の一発を決めた。

 後半31分にはFW長沢駿がゴールに近い位置から左足を振り抜いたが、谷が好セーブ。ピンチをしのいだ。

町田は試合終盤にMF前寛之が負傷交代するアクシデントはあったが、そのまま先制点を守り抜いた。

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