日本サッカー協会は6日、「育成年代プロジェクト JFA・アディダス ドリームロード collaborated with ANA」を始動し、有望な女子選手がバイエルン(ドイツ)へ短期留学するプロジェクトの実施を発表した。
2023年度からは多くの男子選手の海外クラブへの短期留学を実施してきた。
日本の女子サッカー強化・発展のため、JFA、アディダス、ANA(全日本空輸)の3社協働で、U―16及び17の女子選手を対象とした初の海外留学プロジェクトを実施する。
期間は8月15~30日までで、ドイツ・バイエルンミュンヘンの女子チームに留学する。派遣選手は、DF牧野生成(きなり、大商学園高3年)、FW内田桜央(さおう、仙台レディースユース2年)、MF角谷瑠菜(千葉レディースU―18、1年)の3人となる。
日本サッカー協会・佐々木則夫女子委員長「この度、DREAM ROAD プロジェクトを実施できること心よりうれしく思います。女子での記念すべき第1回では、FCバイエルン・ミュンヘンの女子U―20でのトレーニングに参加します。トップチームは日本の谷川萌々子選手も所属し、24―25女子ブンデスリーガでも優勝、3連覇を達成している欧州でもトップレベルのクラブです。今回参加する選手たちは、それぞれ高体連チームとWEクラブアカデミーに所属し、年代別代表にも選出される、可能性を秘めた選手たちです。ドイツでの活動で、サッカーの面はもちろん、サッカー文化を肌で体感し、日常のトレーニングや生活でチームメイトや学校の友人にも還元してもらえる経験ができることを期待しています。最後になりますが、本プロジェクト実施に当たり、パートナーであるアディダス ジャパン株式会社様と全日本空輸株式会社様、そして選手を快く派遣してくださったチーム関係者と保護者の皆様にもこの場を借りて感謝申し上げます」