NHK連続テレビ小説「あんぱん」の小田琴子役で話題の女優・鳴海唯が、6日放送の日本テレビ系連続ドラマ「ちはやふる―めぐり―」(當真あみ主演、水曜・後10時)の5話に出演していたことが分かった。

 演じたのは、強豪校のアドレ女学院競技かるた部の顧問役。

鳴海はデビュー前の大学1年の時、映画「ちはやふる―結び―」(広瀬すず主演、2018年)にエキストラ(決勝戦の観客)として参加したことがきっかけで、「役者になる」と一念発起。養成所のオーディションに合格後、大学を中退して上京。女優デビューしている。

 7年の月日を経て、縁のある「ちはやふる」に出演。「こんな夢みたいなことが本当に起こるんだなという驚きと感謝と共に、当時エキストラで参加させていただいた撮影の日々を思い出し、感慨深い気持ちになりました。役者としてはもちろん、『ちはやふる』のイチファンとしてもうれしく思っています」と感激。「畳の上に足を踏み入れた瞬間から、一気にこの作品の世界観に引き込まれました。あの時、最終決戦を見ていたひとりの少女が競技かるたの指導者になり戻って来た―という地続きの思いで演じました。スポットでの出演になりますが、競技かるたにかける生徒たちの熱い思いを視聴者の皆様と共に見届けたいと思います」とコメントした。

 同作は末次由紀氏の同名人気漫画が原作で、3部作の映画「ちはやふる―上の句・下の句・結び―」(広瀬すず主演)の10年後の世界が舞台。第5話では、競技かるたを続けることを両親に認めてもらえない、めぐる(當真)と、母・塔子(内田有紀)、父・進(要潤)との親子の物語が描かれた。

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