24―25年のWEリーグ女王・日テレ東京Vが7日、ヴェルディグラウンドで行われた全体練習を公開。ボール回しや紅白戦などを行い、シーズンの開幕戦となる敵地でのINAC神戸戦(10日)に向けて調整を行った。
昨季途中まで浦和を率いた楠瀬直木監督が就任し、連覇を目指す新シーズン。いきなり昨季2位の強豪同士の対決となるが、指揮官は「楽しみ。2、3強と言われているところの今年を占うようなことにもなると思う」と気を引き締めた。
勝敗の鍵を聞かれると「やっぱり先制点は大きいかな。向こうのホームで、しっかり準備をしてきているだろうし、お互いに新しい監督同士なので、スタートどう入っていくかが大事になる。お互いに層は厚くないので、後半残り20分どういう風になるかはしっかりと、したたかにやっていかないといけない。引き分けはもったいない」と、白星発進を狙いにいくつもりだ。
リーグ戦、リーグカップ、皇后杯、アジアを舞台とするAWCLの4冠獲得がチーム最大の目標。指揮官は「4冠を狙えるチーム。ギリギリまでそういう争いをしていく。構図としてはそれを何とかしようというチームが出てくると思いますし、どこも油断出来ないので、拮抗(きっこう)した試合は多くなり、スリリングなことは多いと思うので、今年は見ておいた方がいいですよ、と思います」と話した。