サッカー日本代表の森保一監督と宮本恒靖会長が7日、J1広島の本拠・エディオンピースウイング広島で開催された「平和のバトン(被爆80周年 平和シンポジウム)」に出席した。その後取材に応じ、フランクフルトに完全移籍することが発表された日本代表MF堂安律についても言及した。

 イベント後の取材対応では、森保監督は堂安の移籍について「より高みを目指して移籍したと思いますし、チームの評価も高く、移籍することになったと思う」とコメント。W杯イヤーに新天地でのプレーを求めた日本の背番号10に「本人はめちゃくちゃプレッシャーになる環境だと思いますけど、成長するために思い切ってチャレンジしてほしい」と、さらなる活躍にも期待した。

 シンポジウムでは湯崎英彦広島県知事、末吉成仁長崎県サッカー協会専務理事、宗政潤一郎広島県サッカー協会会長とともに登壇し、サッカーと、平和について話し合った。のちのレセプションでは、広島県サッカー協会の名誉顧問である岸田文雄元首相も登場し「こういった時代だからこそ、ルールに従って競い合う。なにより相手としっかりと顔を、目を合わせて競い合う、スポーツの大切さが改めて注目されている。なかでも、世界の人気スポーツであるサッカーに対する期待はますます大きくなっていると感じます」などと、コメントを寄せた。

 

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