女優の尾野真千子(43)が、30、31日に放送される日本テレビ系チャリティー番組「24時間テレビ48 ―愛は地球を救う―」内のスペシャルドラマ「トットの欠落青春記」(30日・後9時すぎ)で、若き日の女優・黒柳徹子を演じる芦田愛菜(21)の母親役を務めることが7日、分かった。

 89年に初版が発行された黒柳の著書「トットの欠落帖」(新潮文庫刊)が原案。

女学校や音楽学校時代から、NHK専属として日本史上初のテレビ女優となるまでの青春時代を描く。

 尾野は戦後の東京をパワフルに生き抜き、好奇心旺盛な娘を温かく見守り続けた母親・朝(ちょう)を演じる。出演にあたり、黒柳の自伝「窓ぎわのトットちゃん」などを読み返し「いろんなトットちゃん関連から、何となくのお母様のイメージを膨らませてまいりましたが、まだまだ分からないことだらけ」と手探りで役作りに挑んでいる。

 芦田との“母娘共演”の撮影は、2人だけの夕食のシーンから開始された。「愛菜ちゃんや夫役になる方(後日発表予定)と共に、私たちの黒柳家を楽しく作っていこうと思います。楽しみにしていてくださいね」と呼びかけた。

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