9人組グローバルグループ「&TEAM」が4月にリリースしたシングル「Go in Blind (月狼)」が、日本レコード協会が8日に公表する7月度ゴールドディスク認定で総出荷枚数100万枚を突破し、自身初のミリオン認定を獲得した。9人はこのほど、スポーツ報知の取材に応じ、念願のミリオンアーティストになった喜びを語った。
―ミリオン認定おめでとうございます。皆さんはかねて、ミリオン達成への夢を公言されていましたが今の率直なお気持ち、LUNE(ファンネーム※Eの上にアクセント記号が正式表記)への思いがあれば教えてください
EJ「日本でトップを目指すという目標をかなえるために必要な一つだと思っていたので『ミリオン達成』と言い続けてきましたが、LUNEの皆さんのおかげで一つの目標を叶(かな)えることができて、本当に感謝しています。ここで止まらず、もっと大きな目標を目指していきたいと思います」
FUMA「まずはLUNEの皆さんに感謝したいという気持ちでいっぱいです。正直、僕自身もあまり実感はないんですが…。ミリオンアーティストになったというのは、僕らがずっと掲げてきた『世界に羽ばたきたい、グローバルに活躍したい』という成長への第一歩だと思っているので、それをLUNEの皆さんと一緒にかなえられたことが本当に素敵で、これからも、記憶にも記録にも残ると思う。でも、ここで止まるのではなくて、もっと大きな舞台で活躍できる『&TEAM』になるように頑張ることは一切変わらないので。一番は感謝の気持ちです」
K「去年の『縁 DAY』のとき、僕は『ミリオンアーティストになりたい』って言ったんです。口に出すことで、僕たちもカムバックをするたびに緊張感がありましたし、そう言ったあとの『雪明かり (yukiakari)』のカムバックのころ、徐々にセールスもすごい伸びてきて、口にすることってすごく大事だなと思ったんです。僕たちも緊張感がある中で『やるぞ』っていう気合になったと思うので。言霊ってあると思うので、徐々にそうなっていったのかなと思います」
NICHOLAS「ミリオンアーティストになれたことは、全てのLUNEの皆さんのおかげだと思うし、『&TEAM』としても成長の証明だと思う。ミリオンアーティストとして、『そのくらいの力を持っているんだ』と意識しながら、もっと大きな舞台や、世界に羽ばたけるように頑張りたいです」
YUMA「ミリオンを達成したのはLUNEの皆さんのおかげ。メンバー自身も忙しい中、タイトに練習したり、いいものを残そうとして頑張っていたりする姿を見ながら、僕も頑張ろうって力をもらっていました。
JO「ミリオンを達成して率直にうれしかったですし、LUNEの皆さんにすごく感謝しました。去年から『ミリオンアーティストになる』と言って、LUNEの皆さんと一緒の方向を向いて、明確な目標に向かって今年活動できたからこそ、こうやって達成することができたんじゃないかなと思います。これからも同じ方向を向いて、もっともっと、一つ一つ目標を達成できたらなと思います」
HARUA「僕は率直にすごく達成感を感じていて…。今年アジアツアーも回らせてもらって、一歩ずつ前に進んでいっている感じは僕自身も感じてはいます。でも、やっぱり賞を取ったり、こういう数字に出るような記録をいただりすることで直接的に成長を感じます。前回のアルバムから比べても、今回のシングルはすごく伸びている。そういう部分でも達成感を感じつつ、LUNEの皆さんのおかげでまた成長できたなと感じているので、すごく感謝しています」
TAKI「HYBEから出る日本発のグローバルグループとして、少し難しい挑戦だったと思うけど、LUNEの皆さんのおかげで成し遂げられた、一つの目に見える成績ということで、すごく僕たち自身もうれしかったですし、これから世界に行くにあたっての第一歩だと思います。それに伴ってもっと世間から見られる目も変わってくるなと思うので、パフォーマンスだったり、世に出る時の姿勢もどんどん成長できたらなと思います」
MAKI「これまで約3年間活動してきて、少しずつミリオンアーティストという目標に近づいていくうえで、色々なことを経験しましたし、LUNEの皆さんとの思い出もたくさん増えました。ミリオン認定を達成した今、LUNEの皆さんへの感謝と愛の気持ちでいっぱいですし、改めて&TEAMとLUNEならどこまでもいけると思います」
―「Go In Blind(月狼)」の活動で特に思い出深いことはありますか
YUMA「僕達は練習しながら『「Go In Blind(月狼)』がより好きになっていきました。最初は『ミリオンいけるのかな』とか不安に思うところがあったけど、ツアーも回りながら、韓国での活動もしながら、日本でもいつもよりテレビ番組にも出演させていただき、楽曲がどんどん好きになっていきました。だからこそLUNEの皆さんも楽しんでもらえたんじゃないかな」
K「ひもを使う振り付けだったので、最初は結構ミス連発で…。小道具を使うことはゼロではなかったけど、結構難しい仕組みで練習、練習の日々でした。
FUMA「ミュージックビデオ(MV)を撮ったあとに、若干振り付けが変わったんですよ。それが逆に格好良くなったし、それが結構タイトに、音楽番組の出演が始まる直前ぐらいで変わったにも関わらず、メンバーが臨機応変に対応できた。アジアツアーでも、何かが変わった瞬間への対応力がメンバー全員で上がった感じがしています」
JO「『雪明かり』までの季節のシリーズから、今回はMVのテイストが結構変わって。撮影するときもエキストラさんやダンサーさんに出ていただいたり、CGの撮影の部分もあったり。会社全体としても『ミリオンをしっかり目指す』という気合があったんじゃないかなと思っていました」
―5月からはアジアツアー公演でたくさんの国・地域のLUNEと交流できたと思います。手応えとともに、10月のさいたまスーパーアリーナ(スタジアムモード)でのアンコール公演への意気込みを教えてください
EJ「今回初めて行く国・地域もたくさんあったので、その場所のLUNEの皆さんはどういう雰囲気なんだろうなっていうのを楽しみにしていました。LUNEの皆さんの音楽を楽しむ雰囲気も行くところによって違って、一つ一つの公演の度に楽しかったし、僕たちもすごく楽しんでパフォーマンスした記憶があります」
TAKI「僕たちのパフォーマンスを、心から楽しんでくれているというのが伝わってきました。アジアツアーで対応力が上がったというか。ここ3年、パフォーマンスをしてきて、メンバーの移動が見えなくても見える…というか感じるようになってきて。誰かが間違えそうになっても『来る!』って感じ(笑)。五感がより研ぎ澄まされたアジアツアーになったかな」
K「僕らの代表曲って『FIREWORK』だというイメージがあったんですが、今回、&TEAMといえば『Go in Blind』みたいな感じになったんじゃないか、と思っていて。
MAKI「最初の公演で、この曲の最初のギターサウンドが鳴った瞬間のLUNEの皆さんの歓声がめちゃめちゃ大きくて、とても驚いた思い出があります。公演を重ねる度に歓声が大きくなっていき、『もしかしたら?』と(ミリオンへの期待を)思ったときもありました」
K「アンコール公演は会場の規模が一気に変わりますよね。できることがすごく増えますし、監督さんとのミーティングで自分たちのやりたいことや、どうしたらもっとLUNEの目線で楽しんでもらえるかと意見を出したりしています。どうしても会場が広くなって(距離が)遠くなる。より近くに感じてもらえるようなサプライズがあったりする…かも?(メンバーが口々に『トロッコとか』『空を飛びたい』などとアイデア出しを始める)」
HARUA「僕は着ぐるみとか着たいです。うさぎちゃんの」
―ミリオン認定という目標を達成しました。次なる目標で達成したいものはありますか? 未来の「&TEAM」展望を聞かせてください
MAKI「日本発グローバルアーティストとして、いつか&TEAMの英語の曲を出して、それでもミリオンを達成したいです!」
EJ「世界規模のフェスに行きたいです」
K「僕らの曲はバンドサウンドで映える曲がめちゃくちゃ多いので、いつ呼ばれてもいいように準備しておきたいですね。100万枚を達成しているアーティストの方はたくさんいらっしゃいますし、目標は高く持ちたい。あくまでも、今からが始まり。ようやく次のステージに行く準備ができたという気持ちで、200万枚、300万枚を達成する気持ちで、これからも会社とワンチームになって頑張っていきます」